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【楽しい中国語入門】 vol.033

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33. 手紙の書き方

 中国語を勉強している皆様の中には、中国の友人や知人に
(手紙)
を書きたい人も多いことでしょう。
  今回は、皆様からのご希望の多かった、中国式の手紙の書き方についてお話します。

  まずは、
(封筒)
の書き方ですが、中国では、宛名も文書も横書きが基本です。
  下図のように、宛先(送り先の住所・氏名)を上に書き、送り主の住所・氏名は下に書きます。
中国の
(住所)
は、郵便番号・国名・省名・・・番地、という順番で書きます。基本的には日本と同じ順番です。郵便番号がわからない場合は、省いてもだいじょうぶです。
  なお、宛名には通常、敬称は書きません。そして宛名の氏名の後ろには、「受け取り」という意味の
という漢字を書きます。偉い人などで、どうしても敬称(先生女士など)をつけたい場合は、
の前に書きます。

  どちらが受取人の住所なのか間違えられはしないかと心配な人は、念のために宛先の住所の前に
(郵:)
と書いて
というようにしておけば、「こちらのほうに郵送してください」という意味になり、確実になります。
  送り主の住所・氏名は封筒の裏面に書いてもかまいません。


  一方、手紙文は、基本的には下図のようになります。
(親愛なる張華様
  こんにちは。
  なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。
  なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。なんとかかんとか。
                                           敬具
                                 あなたの友  山本花子
                                   2005年11月11日)

  まず最初に呼びかけの言葉として、相手の名前あるいは通称
(たとえば(お母さん)や
(お父さん)など)
を書き、その後にコロン(:)をつけます。普通は、名前の前に
(親愛なる)
などの表現をつけ加えますが、書かなくてもかまいません。
  次の行にはじめの挨拶の言葉
など)
を入れ、その次の行から要件を書いていきます。
  最後に、締めくくりとして
(ここに敬意を表す=日本の「敬具」に相当)などの終わりの挨拶の言葉を上図のように2行に分けて書きます。終わりの挨拶としては、他に
(健康をお祈りします)
などもよく使われます。この場合も、の後で改行して2行に分けて書きます。
 そして、その次の行には右端に

(息子)など
あるいは、恩師に送るときには
など、相手に対する自分の立場を書き、その右にコロンを書いて、その右に自分の名前を書きます。名前はわかりきっている場合は省略してもかまいません。
  最後の行の右端には手紙を書いた日付を記します。

  それでは、今日はここまでにしましょう。



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