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| 58. | 日本で本場中華料理 | |
コロナ禍で皆出張も旅行も行かなくなり、中国が遠のいた。 日本では多くの感染者が出ていた。日本で就労中の友人は帰国を選んだ。来日3年が経った頃だった。 「日本ではコロナへの抑制がうまく行っていないみたいだから一旦大連に帰るね。頃合いを見てまた日本に来られるといいな」と。 友人は来日後も日本語を使う環境にいなかったので結局私とは最後まで中国語での会話だった。もう日本に来ることは無いかなとその時予感した。 ずっとお薦めの中華料理をご馳走したいと言ってくれていたのだが、タイミングが合わず結局実現しなかった。 日本の中華料理も美味しいが、やはり本場中国の味が忘れられない。 中国人が住むエリアはディープな中国の味が楽しめる。 横浜方面もいいが個人的なお気に入りは池袋周辺。中国で毎日食べていた味だ。川口市あたりにも多い。 西川口で入ったレストランでは日本語が通じなかったが、旅行などで中国の各地方を巡った時に出会った屋台の料理なんかにも出会えた。 韓国グルメやコスメ、アイドルが有名な新大久保にもガチ中華のお店が多くある。先日オープンしたての店舗に入ったら日本語が通じなかったが料理は美味しかった。 さて、池袋の本場中華と言えば北口方面に集中している。テレビでもよく紹介されているお店で、猫型ロボットが運ぶ中国各地の料理を扱う屋台形式のフードコートに行ってみた。 猫型ロボットと言ってもドラえもんではない。最近よくガストやしゃぶ葉等で見るあれだ。 フードコート形式なのに配膳?と思っていたがオーダーシステムを聞いて納得、机の上にあるQRコードを各自のスマホで読み取ると店内の店舗のメニューが地方ごとに分かれて表示される。そのままオーダーをすると各店に通知され調理、しばらくすると猫が料理を運んでくるといったシステムだ。 せっかくのオープンキッチンなのでフードコートのように並んだ店内を見学することにした。が、オーダーが入った店以外は稼働していないのでコックさんたちは座っておしゃべりしたりスマホでゲームをしたり爪のお手入れをしたり。本当に中国でのそのままの光景で微笑ましい。 料理はどれもまさに中国での味。日本では食べられない酸っぱさや辛さがある。 初心者もいたので好きになってほしいマイ定番を選ぶ。 店名は 後日、また池袋北口で、今回は中華食材のお店の向かいにある友諠商店へ。 2階→書店+フードコート 4階→中華食材+フードコート 入口から中国を感じさせるビルである。看板も中国語、他階にあるカラオケも中国カラオケ。 薄汚れた雑居ビルで、エレベーターがひっきりなしに上下する。ガラガラと食材を運ぶカートも突っ込んでくる。 降りてくる人、乗る人もいっぱい。4階に到着すると中国のスーパーの匂い。 調味料や茶葉、生け簀の魚、フードコートの食べ物の匂いが入り混じっている。 大袋の干しブドウ( 中国ならではのヤシの実ジュース( 雑然とした空間に中国人の家族や業者っぽい人がたくさん。みんな大量に買い物をしている。子どもたちは生け簀でエビや魚を網ですくって遊んでいる。 フードコートは席数が少ないのでちょっと待ったけど席に座れず断念。入り口付近の窓口では油条や各種?等の粉物が売られている。こちらは持ち帰り用。目の前でどんどん作ってどんどん売れる油条を1本買ってみた。200円、すごく大きい! アツアツでカリッカリのふわっふわ。次回もコレを買うぞ! 春節の挨拶で帰国した友人に連絡をとってみた。 相変わらず日本語は上達していない様子だったが、結婚が決まったらしい。そのうち二人は日本で会社を立ち上げるとの報告。 やっと一緒に本場中華を日本で食べる日が来るかもしれない。 そんなことを考えていた先週、中国時代の友達(日本人)から連絡が。 「飛行機のマイルがたまったから東京へ家族旅行するよ。サンシャイン水族館にも行くので、その後一緒にランチしない?池袋のガチ中華が食べたいな。」 そろそろ元の生活に戻るのかもしれない。 さあ、案内は私に任せて! |
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今回は、ここで終わりにします。 (2023年3月22日) |
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